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額装テクニックのいろいろ

  • ke1k0-sa1to
  • 2023年4月17日
  • 読了時間: 2分




ビゾークラシック

マットにあいた穴を《窓》といいます。フランス語ではフネ-トルfnetre。

窓の周りに45度に切った斜面をつくります。フランス額装では、マットにも色の紙を自由に選んで貼りくるめますし、45度の部分にも好きな色のものを貼ることが出来ます。

マットと同じ素材にしてもいいし、アクセントにビビッドな色を施してもいいです。

この写真の作品は、金箔紙を胡桃インクで汚したものを貼って,すこし渋めにしました。

金箔紙は、金色は金色なのですが、色というより金属なので 色との相性もとてもいいし、紙の色と異質の物質感があります。

美術館の展覧会などにいって、記念に買ったポストカードも、こうして額装して飾ると小さな画家の世界が素敵です。その絵から受けた印象を、マットのデザインやマットに反映させてみるととても楽しいと思います。このポストカードはデュフィ。パリの風景がかわいいです。白っぽいマットにしましたが、絵の中のいろの濃いブルーで世界を広げてもよかったかもしれません。



これも、ビゾークラシックです。額縁も色違いの黒ですね。

フランスの古い河の風景のポストカードだったので、agnis bのショップのペーパーの水面の写真をマットにしました。45度のところにも,水面のを紙をつかっています。

2つのイメージが,お互いにハーモニーをもって世界をつくっています。


ビゾークラシックは,シンプルな基本のテクニックですが、組み合わせでいろいろな表情をつくることができます。いかにきれいにつくるかが、いつも目標になっています。

 
 
 

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