額装を考えるとき
- ke1k0-sa1to
- 3月12日
- 読了時間: 2分

新しい額装をつくるとき、いろいろなアプローチがあります。私は額縁が好きなので、この額縁をつかった額装にしよう、というスタートもあります。もちろん、中味、中にいれる絵とかモノとかからのことが多いですが。この季節、これを飾りたい、という思いがあることが多いので。
額縁先行のときは、ふわっとイメージがあがってくるものを見つけ出して、中に入れるモノを合わせます。いくつも候補の絵を出して、何度も枠にいれてみます。だいたいでいいのです。
雰囲気があっているか,みる感じです。ひとつひとつ当てていくと、こんな色のマットにしてみようか、とか、こんなデザインにしてみたら、とか 具体的なイメージが決まっていきます。
中味が先行したときも、そんな感じです。頭の中で考えるより、実際に合わせてみたほうが、よくわかります。思っていたモノが意外に合わなかったり、もしかして?と合わせたモノにピンときたり、
その作業の時は,作業台の上が素材と額縁とでいっぱいになります。
でも大事な作業で,大事な時間です。ここがスムーズに決まると、だいたいうまくいきます。
最後まで 決まらないモノは,最後まで悩みながらつくったりしてます。
何を額装するか決まったら、マットの大きさを決めます。額縁をオーダーして自由な大きさにするときは、そんなに規制はないですが、既成額を使うときは、決まったサイズで合う大きさを最初に決めなければなりません。たとえばインチサイズ,八ツサイズなど。
ひとつひとつ決めていけばいいわけですが。
マットをいろいろ遊んだデザインにしたい場合は、少し大きめの額縁の方がいいかもしれません。
でも、あまり大きい作品を大きい額縁に入れる場合は、たとえばポスターなどは、あまり遊びのあるものは向いていないと思います。私だけかもしれませんが、小さめのものを可愛らしく装飾するのが,フランス額装の楽しさが発揮できる気がします。そんなことはないかな?
またここでもいろいろな可能性を考えていきたいと思います。
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